一名「寿温泉」とも言う。古市二三組(元古市村)にある。大正末期にできた浴場で、当郡は旧国道の東側にあった。建物は木造平家建、トタン葺きの粗末なものであり、浴槽は男女各一泓であった。
今の建物は、昭和五十八年(一九八三)国道一〇号線の拡幅工事で現在地に移された。
建物は二階建で、一階は鉄筋コンクリート造りの浴場。二階は木造モルタル造りで三二畳敷の集会場となっており、キッチンや便所が付属している。
泉源は大字野田ザボン園下にある。古市第一温泉(鯖太子温泉)・古市第三温泉(鶯温泉)などと同じである。
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場 所