浜脇一丁目一六号(元浜脇村)にある市有町営の浴場。この付近は温泉の湧出を見なかったため、戦前は浜脇の高等温泉や浜脇温泉を利用していた。戦後になって、昭和二十八年(一九五三)四月、堀田温泉(堀田泉源)から引湯して創設した。今の建物は鉄筋二階建で、二階は浜脇一丁目二区の公民館として利用されている。
入浴時間問一(昭和六十年)は午前六時から午後二時まで、毎月一日は休日になっている。入浴料は一浴六〇円(昭和六十年)で誰でもはいれる。
なお、この付近は昔、交通の要衝で各地に通ずる道がわかれているところであった。山家方面に行く道もここからわかれていた。
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場 所