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  亀陽泉砂湯

 

 

 

● 歴 史

亀川中央町一二(元亀川村)の亀陽泉に付属していた砂湯。 明治三十七年(一九〇四)上田延成の『大分県杜寺名勝図録』によると、亀陽泉の東方海寄りにあり、木造瓦葺きの建て物であったことがわかる。同図には汐湯と記されている。 また、北側と東側には棚が設けられ、その問に通路があって海に通じていたこともわかる。 大正期の砂場については、同十四年(一九二五)稗田武士の『別府温泉』に(上略)浴場は、湯滝一、砂湯三、泉浴は一ツ宛男女浴室に設け--・(下略)…・と記されている。(亀陽泉)


場 所