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野口薬師温泉
● 歴 史
古薬師温泉、野口中町一七-一八(元別府村)にある。大正期、その西南にあった白湯温泉(南立石の白湯温泉から引湯してあった浴場)がなくなってから創設された浴場である。 創設当時は、粗末な建て物であったが、白湯の皮膚に対する医治効用が広く知られていたため、遠くから入湯客が訪れ、盛況を呈していたという(三香農場友永氏の教示による) いまの建て物は、昭和に入って改築されたもので木造平屋建瓦葺き、浴槽は男女共各一泓である。 なお、白湯温泉ができたのは、この地区の区画整理ができた頃だったという。 ● 場 所