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  丘の湯 (Okanoyu)

 

 

● 場 所 
別府市  大字鶴見小倉町4−2(九州横断道路沿い原爆センター前)

● 歴 史
古くから開かれた浴場で、東隣りに薬師堂があり香煙が絶えない。
浴舎は木造りの小さな建物で瓦葺き。
この浴場は、昭和32年9月9日より二週問、九大温研所長・八田秋博士、広島同愛会院長・上村吉郎博士の指導で広島の原爆患者男子九名、女子一七〃名計二六名が入浴。
顕著な効果があり一躍有名になった。
入浴時間は午前8時より午後9時まで、入浴料は大人50円、子供30円である。
温泉は原爆症・神経痛・リュウマチ・ヤケド・婦人病等に卓効がある。