● 歴 史
バス道路沿いに南面して建てられている浴場。
この付近は、戦後開拓団が入植したところである。当時は浴場がなかったので、南立石古賀口(文化村)の紅葉温泉まで足を伸ばしていた。
しかし道のりが遠く不便だったので、西別府病院に通じていた堀田泉源の温泉を分けてもらい、扇山温泉を建設した。
当時の浴場は、粗末な建物であったため、その後改築。
さらに昭和54年(1969)再改築、今の浴場となった。
経営は市有組合営で、組合〔員のみが人浴することになっている。
入浴料は、昭和62年現在、世帯別300円、頭割300円である。つまり、2人家族の場合、900円となるわけである(安部正三、姫野三郎氏の教示による)。