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  正観寺の湯

 

 

 

● 歴 史

堀田六組(元立石村-南立石村)正観寺境内にある。 正観寺は、堀田の南部を流れる朝見川右岸の断層崖下にあって、その本山は、徳島県海部郡牟岐町にあり、不動明王を本尊とする寺院であり堀田の正観寺は、その末寺に当る。 浴場は、同寺西側の崖下に三泓あり露天風呂である。 温泉は白くにごっており、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・炭酸水素塩・塩化物などを含み、医治効能は、じん炎・ネフローゼ・高血圧症などに効があるという。 浴場の創設は、戦後寺院ができてからのことであり、その歴史はあたらしいもちろん男女の区別はない。 なお、付近には硫黄の臭気がただよい、西隅には瀧がありおちついた環境である。


場 所