一名、「大師の湯」.大師湯とも言う。鉄輪東四-二(元南鉄輪村-朝日村)にある。
古くから開かれていた浴場で、木造平屋建であった。今の建物は昭和四十六年(一九七一)改築された。建設に当たっては土地所有者の平川鴻六、伊藤三夫両氏の協力があった。
一階は鉄筋コンクリート造りで浴室は男一泓、女一泓で計二泓である。 二階は、木造モルタル塗りの建築で、鉄輪東地区の公民館として利用されている。
経営は、市有区営で十万地獄より給湯をしている。入浴料(昭・五十九)は一戸二〇〇円と一〇〇円の人数倍をおさめればよい。例えば三人家族では五〇〇円ということになる。入浴時問は、午前六時から午後九時三〇分までである。
なお、鉄輪東地区は入湯客が多いところであるためか、湯の川温泉・地獄原温泉・大師温泉など市有区営の温泉が三カ所もあり近くには私営のひようたん温泉がある。(後藤佐吉・安波両氏の教示による)。
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場 所