● 歴 史
原町地区住民が入浴する共同浴場。創設に当っては、大野彰一氏の地域発展に対する意欲と町民有志の協力があった。
開設当時の泉源は、現温泉プール付近にあり、配湯管が川底を通っていたので低い位置に浴場をつくらねばならなかった。
浴場ができてから一時期、青年団にその経営をまかせたことがあったため「青年の湯」とも呼ばれていた。
今の浴場は一の出泉源から給湯を受けており、適温であるため町民の利用するものが多い。浴場入口には、薬師を祀る石殿がある。「雲泉寺温泉」と言うのは、この付近一帯を「雲泉寺」と呼び、また大野彰一氏宅の裏に雲泉寺があることから寺院名にちなんで名付けたものである。